訪問鍼灸はどんな人が利用する?|健康保険・自費それぞれの対象となる方を解説

「訪問鍼灸って、どんな人が利用するの?」

「歩けるけど利用できるの?」

「家族も対象になるのかな?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

訪問鍼灸には「健康保険を利用する場合」と「自費で利用する場合」があり、それぞれ対象となる方が異なります。

この記事では、それぞれどのような方が利用されているのかをわかりやすくご紹介します。

目次

訪問鍼灸には「健康保険」と「自費」の2つの利用方法があります

訪問鍼灸は「健康保険」と「自費」の2つの方法でご利用いただけます。

今回は、それぞれどんな方が利用されているのかをご紹介します。

健康保険で訪問鍼灸を利用される方

健康保険で訪問鍼灸をご利用いただく場合は、「歩いて医療機関へ通院することが難しい方」が対象となります。

必ずしも寝たきりである必要はなく、お身体の状態や生活状況によって対象となる場合があります。

まずは、どのような方が対象となるのかをご紹介します。

歩行が困難な方

歩行が困難な方とは、寝たきりの方だけではありません。

例えば、次のような方も対象となる場合があります。

車いすを利用している方

歩行器を使用している方

杖を使わないと歩くことが難しい方

転倒のリスクが高く、一人での通院が難しい方

ご家族の付き添いがなければ通院が難しい方

このように、「一人で安全に通院することが難しい状態」であれば、健康保険の対象となる可能性があります。

「歩けるから対象外」と自己判断される方もいらっしゃいますが、お身体の状態によっては健康保険をご利用いただける場合があります。

判断に迷われる場合は、お気軽にご相談ください。

加齢による足腰の痛みで通院が負担な方

加齢による筋力の低下や関節の痛みにより、外出そのものが負担になることがあります。

「歩くのがつらい」「病院まで行くのが大変」と感じるようになり、通院が難しくなる方も少なくありません。

通院が負担となる場合は、健康保険を利用して、ご自宅で鍼灸施術を受けられる場合があります。

対象となるか判断に迷われる場合は、お気軽にご相談ください。

脳梗塞・脳出血の後遺症がある方

脳梗塞や脳出血の後遺症により、手足の麻痺や筋肉のこわばり、歩行が難しくなることがあります。

このような症状により医療機関への通院が困難なときは、健康保険の対象となる場合があります。

実際に、訪問鍼灸では後遺症による痛みや筋肉の緊張、日常生活での動きにくさなどに対して施術を行うことも多いです。

パーキンソン病の方

パーキンソン病では、身体が動かしにくくなったり、歩行が不安定になったりすることで、一人で医療機関へ通院することが難しくなる場合があります。

このような場合は、健康保険を利用して、ご自宅で施術を受けられる場合があります。

症状やお身体の状態に合わせて施術を行いますので、対象となるか迷われる場合はお気軽にご相談ください。

変形性膝関節症・変形性股関節症などの方

変形性膝関節症や変形性股関節症などにより、歩くたびに痛みが出たり、長い距離を歩くことが難しくなったりする方もいらっしゃいます。

医療機関への通院が負担となる場合は、健康保険で訪問鍼灸をご利用いただける場合があります。

ご自宅で施術が受けられるので、通院による身体の負担を減らしながら継続して施術を受けていただけます。

認知症など介護が必要な方

認知症などにより、一人で医療機関へ通院することが難しい方や、ご家族の付き添いが必要な方もいらっしゃいます。

通院のたびに送迎や付き添いが必要となるため、ご本人だけでなく、ご家族にとっても負担となることがあります。

このような場合は、健康保険を利用して、ご自宅で鍼灸施術を受けられる場合があります。

その他、健康保険の対象となる場合

ご紹介した病気や症状は一例です。

健康保険の対象となるかどうかは、病名だけでなく、お身体の状態や歩行状況などを踏まえて判断されます。

ご自身やご家族が対象となるか判断に迷われる場合は、お気軽にご相談ください。

ご利用にあたっては医師の同意書が必要です。詳しくは以下の記事へ。

健康保険で訪問鍼灸を利用されている方の例

訪問鍼灸「旭はりきゅう」では、さまざまなお身体の状態や生活環境の方にご利用いただいています。

以下は、健康保険の対象となる病気や症状があり、医師の同意を得たうえで、実際に訪問鍼灸を利用されている方の一例です。

・リウマチによる関節の痛みで歩行が困難な80代の方

・腰痛症・変形性膝関節症をもつ、お一人暮らしの80代の方(ご家族は遠方)

・白内障などにより視力が低下し、一人での通院が難しい90代の方

・前頭側頭型認知症により、一人での通院が難しく、施設に入所されている60代の方

・認知症により、一人での通院が難しく、施設に入所されている80代の方

・パーキンソン病でお一人暮らしの80代の方

など

このほかにも、さまざまな病気や生活環境の方が訪問鍼灸を利用されています。

ご自身やご家族が対象となるか迷われる場合は、お気軽にご相談ください。

自費で訪問鍼灸を利用される方

自費で訪問鍼灸をご利用いただく場合は、健康保険とは異なり、歩行が困難であることなどの条件はありません。

医師の同意書も必要ないため、歩いて通院できる方でも、ご希望に応じてご自宅で鍼灸施術を受けていただけます。

「仕事や家事が忙しく、鍼灸院へ通う時間を取りにくい」

「外出による身体への負担を減らしたい」

「慣れた自宅で落ち着いて施術を受けたい」

など、さまざまな理由で利用されています。

ここからは、自費で訪問鍼灸を利用される方の例をご紹介します。

通院する時間が取れない方

仕事や家事、育児、介護などで忙しく、鍼灸院などへ通う時間を確保することが難しい方もいらっしゃいます。

訪問施術であれば、ご自宅まで施術者が伺うため、移動時間や待ち時間を減らしながら鍼灸施術を受けていただけます。

限られた時間を有効に使いたい方や、生活の予定に合わせて無理なく施術を続けたい方にも利用されています。

外出が負担になっている方

歩くこと自体はできても、複数の症状が重なることで、外出や通院が大きな負担になっている方もおられます。

体調の変化に不安がある方や、外出後に疲れが強く出てしまう方にとっては、鍼灸院までの移動や待ち時間も負担になりかねません。

自費の訪問鍼灸であれば、歩行が困難でなくても、ご自宅でお身体に合わせた施術を受けていただけます。

ご自宅でゆっくり施術を受けたい方

鍼灸院などでは周囲の音や人の出入りが気になり、落ち着いて施術を受けにくいと感じる方もいらっしゃいます。

訪問鍼灸では、普段から過ごしているご自宅で施術を受けられるため、慣れた環境でゆっくりとお過ごしいただけます。

施術後に移動する必要もないため、そのままご自宅で休めることも訪問鍼灸のメリットのひとつです。

小さなお子様がいて外出しづらい方

小さなお子様がいると、外出の準備や移動に時間がかかり、鍼灸院などへ通うことが難しい場合があります。

自費の訪問鍼灸であれば、ご自宅まで施術者が伺うため、お子様のそばで鍼灸施術を受けていただけます。

外出の準備や移動による負担を減らし、ご家族の状況に合わせて施術を受けられることも、訪問鍼灸のメリットです。

ご家族と一緒に施術を受けたい方

ご夫婦や親子など、ご家族で一緒に鍼灸施術を受けたい方にも、自費の訪問鍼灸をご利用いただけます。

同じ日にご自宅へ伺うため、それぞれが鍼灸院まで移動する必要がなく、ご家族の予定も合わせやすくなります。

お一人おひとりのお身体の状態やお悩みに合わせて、順番に施術を行います。

自費で訪問鍼灸を利用されている方の例

訪問鍼灸「旭はりきゅう」では、お身体の状態だけではなく、仕事や生活環境など、さまざまな理由で自費の訪問鍼灸をご利用いただいています。

ここからは、自費で訪問鍼灸を利用される主な理由をご紹介します。

・お仕事が忙しく、移動にかかる時間を減らして、できるだけご自宅で過ごしたい方

・お住まいの地域の交通の便がよくないため、ご夫婦で訪問施術を利用されている方

・歩行はできるものの、体調面から外出することに不安を感じている方

・ご友人のご自宅に集まり、数名で順番に施術を受けられている方

このほかにも、お身体の状態や生活環境、ご希望に合わせて、自費の訪問鍼灸をご利用いただけます。

複数名でご利用いただく場合も、お一人おひとりのお身体の状態やお悩みを確認したうえで、それぞれに合わせて施術を行います。

「健康保険」「自費」どちらになるかわからない方へ

「自分や家族は健康保険の対象になるのかな?」

「歩くことはできるけれど、通院が負担になっている」

「健康保険と自費のどちらで利用すればよいのかわからない」

このように、ご利用方法について判断に迷われる方もいらっしゃいます。

お身体の状態や歩行状況、生活環境などをお伺いしたうえで、健康保険と自費のどちらかが適しているかをご案内いたします。

ご自身やご家族がどちらに当てはまるかわからない場合も、お気軽にご相談ください。

まとめ

訪問鍼灸には、「健康保険」と「自費」の2つの利用方法があります。

健康保険を利用する場合は、歩いて医療機関へ通院することが難しい方が対象となり、医師の同意書が必要です。

一方、自費の場合は歩行状態などの条件はなく、通院する時間が取れない方や、外出が負担になっている方、ご自宅でゆっくり施術を受けたい方などにもご利用いただけます。

ご自身やご家族が健康保険と自費のどちらに当てはまるのかわからない場合も、お身体の状態や生活環境をお伺いし、ご利用いただける方法をご案内いたします。

「自分も利用できるのかな?」「家族のことを相談したい」という場合も、お気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次