変形性股関節症で歩くのがつらい方へ|訪問鍼灸で痛みと動きをサポート

「歩き始めると、脚の付け根が痛む」
「靴下を履いたり、足の爪を切ったりするのが難しい」
「股関節が痛くて、外出や通院が負担になっている」

このようなお悩みはありませんか?

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、関節の変形などが生じる病気です。

痛みや動かしにくさによって、歩くことだけでなく、着替えや階段の上り下りなど、日常のさまざまな動作に影響することがあります。

大切なのは、整形外科で関節の状態を確認し、必要な治療を受けながら、その方に合った方法で痛みや生活の負担に向き合っていくことです。

「家の中を自分で歩きたい」
「着替えを少しでも楽にしたい」

旭はりきゅうでは、こうしたご本人の思いを大切に、痛みと動きの両面から、日々の暮らしを支え、安心ある生活をしていただけることを目指しています。

この記事では、変形性股関節症の症状や一般的な治療、自宅でできる生活の工夫、そして通院が難しい方への訪問鍼灸の役割について、わかりやすく解説します。

目次

変形性股関節症とは

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、骨にも変化が生じることで、痛みや動かしにくさにつながる病気です。

股関節は、立つ・歩くといった動作で体重を支える関節のため、症状が現れると、移動や身の回りの動作にも影響することがあります。

股関節の仕組みと、軟骨・骨に起こる変化

股関節は、骨盤と太ももの骨である「大腿骨(だいたいこつ)」をつなぐ、脚の付け根にある関節です。

大腿骨の上端にある丸い部分が、骨盤側の受け皿にはまり込む構造をしており、脚を前後に動かしたり、開いたり、回したりすることができます。

骨が向かい合う面は、滑らかな「関節軟骨」で覆われています。

この軟骨には、関節の動きを滑らかにし、体重などによる負担を受け止める役割があります。

変形性股関節症では、この軟骨が傷んで薄くなり、関節のすき間が狭くなっていきます。

進行すると、関節の縁に「骨棘(こつきょく)」と呼ばれる骨の出っ張りができたり、骨の形が変わったりすることもあります。

こうした関節の変化に伴い、痛みや動かせる範囲の制限が生じ、歩行や日常生活の動作が難しくなることがあります。

変形性股関節症の主な原因

変形性股関節症には、もともとの股関節の形が関係して起こるものと、明らかな原因となる病気がなく、加齢などに伴って起こるものがあります。

日本では、もともとの股関節の形が関係するケースが多く、代表的なのが「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)」です。

これは、骨盤側の受け皿が浅く、大腿骨の丸い部分を十分に覆えていない状態をいいます。

受け皿による覆いが少ないと、関節の一部に負担が集中しやすくなり、軟骨が傷む原因になります。

また、加齢に伴う軟骨の変化や、体重による負担なども関わります。

原因や関節の状態は一人ひとり異なります。

整形外科で状態を確認しながら、痛みの程度や生活上の困りごとに合わせて、治療や日常生活の工夫を考えていくことが大切です。

変形性股関節症でみられる主な症状

変形性股関節症では、主に脚の付け根の痛み、股関節の動かしにくさ、歩きにくさなどがみられます。

症状の現れ方には個人差があり、初めは強い痛みではなく、違和感やこわばりとして気づくこともあります。

立ち上がりや歩き始めに、脚の付け根が痛む

椅子から立ち上がるときや、歩き始めたときに、脚の付け根に痛みを感じることがあります。

長く立ったり歩いたりすると、痛みが強くなる場合もあります。

また、痛みを感じる場所は脚の付け根だけとは限らず、太ももや膝の痛みとして現れることもあり、痛む場所だけでは、原因を判断できない場合があります。

股関節が動かしにくくなり、着替えや爪切りが難しくなる

股関節を曲げたり、脚を開いたりする動きが制限されると、身の回りの動作に不便が生じます。

例えば、次のような場面で困ることがあります。

  • 靴下を履く・脱ぐ
  • 足の爪を切る
  • 床に座る、しゃがむ
  • 車やバスに乗り降りする

「足先に手が届きにくくなった」「以前のように脚を曲げられない」といった変化も、股関節の動かしにくさに気づくきっかけになります。

長く歩くこと、階段の上り下りがつらくなる

痛みや動きの制限によって、長い距離を歩くことや、階段の上り下りが負担になる場合があります。

また、台所仕事などで長く立っていることがつらくなり、家事にも影響することもあります。

歩ける距離や、続けられる動作の変化にも目を向けることが大切です。

進行すると、安静時や夜間も痛むことがある

症状が進むと、動いているときだけでなく、休んでいるときや夜寝ているときにも痛みを感じる場合があります。

「横になっていても痛む」「痛みで眠りにくい」といった症状があると、休息や睡眠にも影響します。

痛みが続く場合や、これまでと痛み方が変わった場合は、整形外科で状態を確認しましょう。

診察や相談の際には、痛む場所や強さに加えて、

「どの動作で痛むか」
「生活の中で何に困っているか」

なども伝えると、その方に合った治療や支援を考える手がかりになります。

変形性股関節症の一般的な治療

変形性股関節症の治療は、大きく分けて、運動や薬などによる「保存療法」と、「手術療法」があります。

関節の状態や痛みの程度、日常生活への影響などを確認しながら、その方に合った治療を選びます。

痛みを和らげ、歩行や身の回りの動作を続けやすくすることが、治療の大切な目標です。

運動療法・リハビリテーション

股関節を支える筋肉の力や、関節の動きを保つために、運動療法を行います。

お尻や太ももの筋力を維持する運動、股関節を動かす練習などを、症状や体力に合わせて取り入れます。

浮力によって関節への負担を減らせる、水中歩行が選ばれることもあります。

運動の種類や量は、医師や理学療法士と相談し、運動中や運動後の痛みを確認しながら、負担を調整して続けることが大切です。

薬による痛みの緩和

痛みの程度に応じて、消炎鎮痛薬の飲み薬や塗り薬などが使われます。痛みを抑え、日常生活やリハビリテーションに取り組みやすくすることを目指します。

薬の選び方や使い方は、持病や服用中の薬などによっても異なり、現在の体調や治療内容を医師に伝え、指示に沿って使用します。

生活の工夫で、股関節への負担を減らす

普段の生活で股関節にかかる負担を調整することも、保存療法の一つです。

長時間の立ち仕事や歩行の合間に休憩を入れる、杖などを活用する、痛みが強くなる動作を見直すといった工夫を行います。

体重が股関節への負担になっている場合は、体重管理を検討することもあります。

特に高齢の方は、筋力や栄養状態にも配慮しながら、無理のない方法を医師と相談していきます。

痛みや生活への支障が大きい場合は、手術を検討する

保存療法で十分な改善が得られない場合などには、手術が検討されます。

代表的な方法には、次のようなものがあります。

  • 骨切り術
    骨盤などの骨の位置や向きを調整し、股関節にかかる負担の分散を目指す手術です。関節の傷みが比較的軽く、骨の形などの条件が合う場合に検討されます。
  • 人工股関節置換術
    傷んだ関節を人工の関節に置き換え、痛みの軽減や歩行機能の改善を目指す手術です。変形が進み、生活への支障が大きい場合などに検討されます。

手術の方法や時期は、関節の状態に加え、年齢や全身状態などを踏まえて判断します。

「どの動作に困っているか」
「どんな生活を続けたいか」

という希望も、主治医に伝えながら相談していきましょう。

股関節への負担を減らし、自宅での生活を続けるために

自宅での生活を続けるためには、股関節への負担を調整しながら、その方に合った動き方や生活環境を整えることが大切です。

痛みが出る場面や、日常生活で困っていることを振り返り、取り入れやすい工夫から始めてみましょう。

痛みや体力に合わせて、動く時間と休む時間を調整する

痛みがあると動く機会が減り、股関節を支える筋力が落ちることがあります。

体調に合わせて、医師や理学療法士に確認した運動や、取り組める日常動作を続けていきましょう。

例えば、家事を一度に済ませようとせず、短い時間に分けて途中で座って休むなど、活動の区切り方を工夫できます。

散歩や外出も、距離や休憩できる場所を考えておくと安心です。

運動や活動の後に痛みが強まる場合は、時間や回数、動き方を見直し、担当の医師や理学療法士に相談しましょう。

椅子や手すり、杖などを活用する

床からの立ち上がりや、深くしゃがむ動作がつらい場合は、椅子やベッドを使う生活に変えることも選択肢です。

また、杖などの歩行補助具は、股関節への負担を減らすために用いられます。

家の中では、次のような点を見直してみましょう。

  • 足裏が床につき、立ち上がりやすい高さの安定した椅子を使う
  • 立ち座りや移動で支えが必要な場所に、手すりを設ける
  • よく使う物を、かがんだり背伸びしたりせずに届く場所へ置く
  • 通り道の物やコードを片づけ、移動しやすくする

椅子や手すりの高さ、杖の長さや使い方は、体格や身体の状態に合わせる必要があります。

ご家族と一緒に、負担の少ない生活動作を考える

重い買い物袋を運ぶことや、長時間立って行う家事などは、股関節への負担になりやすい動作です。

ご家族と分担したり、作業の進め方を変えたりすることも役立ちます。

その際は、

「何を自分で続けたいか」
「どこに手助けがあると楽になるか」

などを、ご本人と一緒に確認しましょう。

例えば、「着替えは自分でしたいけれど、靴下を履くところだけ手伝ってほしい」など、必要な支援を具体的にすると、思いを共有しやすくなります。

介護サービスを利用している方は、担当のケアマネジャーやリハビリ専門医にも、家の中で困っている動作を伝えてみてください。

ご本人の希望と、ご家族の負担の両方に目を向けながら、続けやすい方法を考えていきましょう。

変形性股関節症に対して、鍼灸でできること

鍼灸は、変形性股関節症に伴う痛みを和らげることを目的に、補助的な方法として検討される場合があります。ただし、股関節症に対する効果には不確かな点もあり、整形外科での診断や治療方針を踏まえて取り入れることが大切です。

旭はりきゅうでは、痛みの程度に加え、実際に困っている動作や、ご本人が続けたい暮らしにも目を向けて支援を考えます。

痛みの緩和を目指す鍼灸の役割

施術前には、痛む場所や痛みが出る場面、関節の動かしにくさ、周囲の筋肉の張りなどを確認します。そのうえで、体調や体力、持病、服用中のお薬なども踏まえ、刺激の強さや施術時の姿勢を調整します。

施術後も、痛みに変化があったか、動作の負担が軽くなったか、身体に負担が残っていないかを確認し、その方にとって役立つ支援になっているかを振り返ります。

歩行や立ち上がりなど、生活動作を目標にする

痛みへの支援を考える際には、「どのような生活を送りたいか」という希望も大切にします。

例えば、次のようなことが目標になります。

  • 寝室からトイレまでの移動を、少しでも楽にしたい
  • 椅子からの立ち上がりを楽にしたい
  • 自分で着替えられる範囲を保ちたい
  • 家族と一緒に、短い距離でも外出したい

こうした目標を共有し、痛みや生活動作の変化を確認していきます。必要に応じて、医師やリハビリ職などとも情報を共有し、運動や生活環境の工夫と合わせて支援を考えます。

通院が難しい方には、訪問鍼灸という選択肢があります

鍼灸は、変形性股関節症に伴う痛みを和らげることを目的に、補助的な方法として検討される場合があります。

ただし、まずは整形外科での診断や治療方針を踏まえて取り入れることが大切です。

旭はりきゅうでは、痛みの程度に加え、実際に困っている動作や、ご本人が続けたい暮らしにも目を向けて支援を考えます。

痛みの緩和を目指す鍼灸の役割

施術前には、痛む場所や痛みが出る場面、関節の動かしにくさ、周囲の筋肉の張りなどを確認します。

そのうえで、体調や体力、持病、服用中のお薬なども踏まえ、刺激の強さや施術時の姿勢を調整します。

施術後も、痛みに変化があったか、動作の負担が軽くなったか、身体に負担が残っていないかを確認し、その方にとって役立つ支援になっているかを振り返ります。

歩行や立ち上がりなど、生活動作を目標にする

痛みへの支援を考える際には、「どのような生活を送りたいか」という希望も大切にします。

例えば、次のようなことが目標になります。

  • 寝室からトイレまでの移動を、少しでも楽にしたい
  • 椅子からの立ち上がりを楽にしたい
  • 自分で着替えられる範囲を保ちたい
  • 家族と一緒に、短い距離でも外出したい

こうした目標を共有し、痛みや生活動作の変化を確認していきます。

必要に応じて、医師やケアマネジャーなどとも情報を共有し、運動や生活環境の工夫と合わせて支援を考えます。

訪問鍼灸で健康保険は使える?

訪問鍼灸は、一定の条件を満たす場合に、健康保険を「療養費」として利用できます。

ただし、変形性股関節症という病名だけで保険適用が決まるものではありません。

症状や医師の同意、通院の状況、現在受けている治療内容などを確認する必要があります。

健康保険の利用には、医師の同意書が必要

健康保険を利用するには、医師の診察を受け、鍼灸の施術について同意書を交付してもらうことが必要です。

対象は、神経痛やリウマチなどの疾病や、それらと同じ範囲と認められる慢性的な痛みを主な症状とする疾病です。

また、健康保険で継続して施術を受ける場合は、原則として6か月ごとに、医師の診察と再同意が必要です。

訪問の対象となる、通院の状況も確認します

健康保険で訪問施術を受けるには、歩行困難などによって施術所へ通うことが難しく、訪問による施術が必要な状態であることも求められます。

ご相談の際には、歩ける距離や、外出するときの介助の必要性など、普段の移動の様子をお聞かせください。

病院で受けている治療内容も確認が必要です

同じ傷病について、医療機関で薬や湿布の処方などの治療を受けている期間は、鍼灸の健康保険との併用はできません。

例えば、整形外科などで腰痛の治療を健康保険で受けている場合、腰痛症で同意書を交付されても鍼灸は健康保険では受けられません。

なお、同意書の交付に必要な診察や検査などは、この併用制限の対象から除かれます。

保険の利用を検討する際も、必要な治療を続けることは大切ですので、お薬や通院の変更は、主治医と相談して判断しましょう。

「自分や家族も対象になるのかな?」と迷われた場合も、旭はりきゅうへお気軽にご相談ください。

症状や通院の状況、現在の治療内容を伺い、必要な手続きや費用についてご案内します。

変形性股関節症と訪問鍼灸についてよくあるご質問

高齢で、運動が苦手でも相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

体力や持病、普段の生活動作などを確認し、その方の状態に合わせて施術や支援を考えます。

運動についても、医師やリハビリ専門医の方針を踏まえ、日常生活で取り組めることを一緒に考えていきます。

「立ち上がるときがつらい」「家の中を移動するだけでも疲れる」など、現在困っていることをお聞かせください。

横向きやうつ伏せになるのが難しくても、施術を受けられますか?

仰向けや座った姿勢など、楽に保てる姿勢で対応できるかを、身体の状態や施術内容に合わせて検討します。

痛みが出る姿勢や、寝返り・起き上がりに介助が必要な場合は、事前にお知らせください。ご本人の負担に配慮しながら、施術時の姿勢や支え方を考えます。

人工股関節の手術後でも相談できますか?

ご相談いただけます。

ただし、実際に施術できるかどうかは、手術の時期や傷の回復状況、現在の症状、主治医からの指示などを確認して判断します。

人工股関節が入っていることや、服用中のお薬、動作について指示されていることがあれば、あらかじめお知らせください。

手術後の診察やリハビリテーションを継続し、主治医の方針に沿って支援を考えることを大切にしています。

家族やケアマネジャーから相談しても大丈夫ですか?

はい、ご家族やケアマネジャーの方からも、お気軽にご相談ください。

診断されている病名や症状、現在受けている治療、普段の歩行や通院の状況など、分かる範囲でお聞かせいただければ大丈夫です。

「本人は家での生活を続けたいと言っている」「通院の付き添いが負担になっている」といった、ご本人やご家族の思いもお聞かせください。

ご本人の意向を大切にしながら、利用できるかどうかや必要な手続きをご案内します。

股関節の痛みや歩きにくさでお困りの方はご相談ください

「股関節が痛くて、通院が負担になっている」
「立ち上がりや着替えを、少しでも楽にしたい」
「家族の歩く機会が減っていて心配」

このようなお悩みがある方は、旭はりきゅうへお気軽にご相談ください。

現在の症状や治療内容、歩行・通院の状況、普段の生活で困っていることを伺い、訪問鍼灸でどのような支援ができるかを一緒に考えます。

また、健康保険の利用条件や、必要な手続きについてもご案内します。

ご本人はもちろん、ご家族やケアマネジャーの方からのご相談も承っていますので、分かる範囲で、今のご様子をお聞かせください。

旭はりきゅうでは、「どこが痛いか」とともに、「どのような暮らしを続けたいか」も大切にしています。

一人ひとりの体調やご希望に合わせ、痛みと動きの両面から、日々の暮らしを支え、安心して生活を続けられる方法を考えていきます。

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